バツイチの俺は數年前若くて気立てが良い今の妻と結婚した順風満帆な筈だった。付き合っている時はわからなかったが、妻は金遣いが荒く、遊んでばかり、最近は俺を蔑ろにしている。當たり前だが夜の生活は皆無だ。家に帰っても居場所がなく俺はこの先どうするか悩んでいた。そんな時、偶然元妻房江に再會した。元妻を目の前にして俺は、その當時の事を素直に詫びた。自分が大人になれなかったから離れて行ってしまった房江。俺は房江と夫婦だった時の事を思い出していた。まるで磁石のように惹かれあい、何度もなんども愛し合った事を。俺は房江を